KENWOOD

TS-660 TM-401 TR-8400 TS-670
TS-940 * TM-701 * TM-531 TM-2400
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TM-541 TM-521 TM-833V TM-733
       
TH-55 TH-59 TS-790S  

TS-660 初めて購入したKenwood機、29MHzのFMに使用するつもりで購入したが、29MHzよりも50MHz SSBの方がおもしろい事に気が付き、50MHz主体の運用になるきっかけを作った機材。
今は何処にあるのだろう?
この機械って21-22/24-25/26-30/47-54になるんですよね!
TM-401 初めての430MHz機を購入しに行った際、投げ売りをされていた八重洲のFT-720U、新鋭FT-730Rと比較して、デザインの良さに惹かれて購入した。
かなり個性があり使いにくい物だったが、故障はしなかった。
結局15年も使い続けて、昨年ついに手放した。
TR-8400 何時だったかのハムフェアで購入した。
送受信ワイドのままだったので、送信のみナロー化して使用していたがいつの間にか行方不明になった。
TS-670 TS-660の後継機と言う事と、ゼネカバレシーバ搭載で期待して購入したがあまり特徴のない機器だった。
良かったのはメモリーの仕方で、この方法は自分にとって一番使いやすかった。
結局IC-R7000を購入する資金のために短期間で売却された。
TS-940 主に短波受信機として、そしてトランスバータFTV-107を使うために購入したが、FT-625Dの方が使いやすくあまり使わなかった。
HFでの送信は延べ30分程度?受信機としての使用の方が多かった。
結局それでもかなりの期間机の上に置かれていたが、IC-756購入資金確保のため売却した。
TM-701 本機とTM-231は当時AZDENの輸出向けを除くと唯一エアバンドをAMで受信できるモービル機だった。
昔からカンパニーを聴くのが好きだったので迷わず購入した。
しかしエアバンドの感度があまり良くなく、かろうじてカンパニー(130MHz近く)のみ使えた。
C5900購入後に余剰となり売却された。
TM-531 1200MHzの固定用機器として購入したのがTM-531。
今でも現役で活躍中、故障はLCD表示部がおかしくなったときだけ。 > 2011年譲渡除却
TM-2400 車載して現役で活躍している
1200MHzのユニットを増設し、デュアルバンダーとしていた。
2004年売却
2024年予備機材が仕舞われていたのが発掘される。
一応現役復活なるも、運用している局が居ない様子。
TM-541 1200MHzの固定用機器として追加購入したのがTM-541。
殆どTM-531と変わらないため、とても便利。
但し購入したのは、ネガティブLCD装備の初期型(国産)、カタログ写真の物は一度生産中止後復活した中国生産の再発売分 > 2011年譲渡除却
TM-521 無線運用復帰に伴い1200MHzの固定用機器として購入したのがTM-521。
最新の機器は固定用のみで買えるわけも無く、おのずとクラッシックな機材からの選択となった。
候補はFT-2312/TM-521/531/541/841/941/842/942(以下*41/*42と表記)/IC-1201あたり。
この中でTM531/541/*41/*42(前期)はネガ液晶で、前に持ってたTM-531がそうだったように液晶表面の黒いマスクが経年でひび割れてくる問題、そしてネット検索結果コンデンサ不良が多発してるので却下。
*41/*42のポジ液晶のは比較的新しいので高い上にコンデンサ問題もあるようで却下。
残るはFT-2312/TM-521/IC1201、いずれもポジ液晶で27-8年前の物!
ちょっと秋葉原を探していたら運良くTM-521を発見!
店に出るだけあって結構綺麗だし、動作チェックするも問題ないようで購入決定。
価格はまあまあと言うところ。
早速持ち帰って照明をLED化したが、バッテリーも交換済みだし液晶と液晶ユニット間のコネクタも除去されてフラットケーブル化済み。
ちなみに予想通り(修理交換したのかも知れないが)コンデンサの不具合も無く中身も綺麗だった。
結構近い時期にメーカー?で修理されている様子で大正解。
レピータのダウンリンクを聞いても音割れ無し、ALTも大きくふらつかず周波数のズレも無い様子。
もちろん日本製!(541のポジ液晶タイプは中華製)

しかし最初の430機器の1980年頃購入TM-401の次モデルを2016年に買うとは思わなかったなぁ・・・。
※ TM-211/411はTM201/401をDCL対応させた物で、実質TM-*21系が後継機種になる。

TM-*01>TM-*21>TM-*31/701>TM-*41/702>以下*51/*61と続き国内モデルは廃番へ

その後トーンが出力されなくなった。
原因はフロントパネル裏にある、制御コンピュータ脇のIC?(抵抗アレイという説も…)。
これの半田クラックらしく、再半田で復旧した。
TM-833V/S どうでも良い事だけど、TM-833/-733のデザインははっきり言って嫌いだった。
だから新品で購入できる時も購入候補に挙がる事は無かった。
しかし中古ではメーカー修理対応が可能、多機能など他メーカーの同年代機種に比べてかなり有利だと思う。

TM-521の予備機材として「430MHzは壊れてて良いか」とジャンク品を購入。
持ち帰ってテストしたら確かに不動品だった。
しかしオールリセット掛けて充電してやったら、430MHzは出力低下が見られる物の他は全く問題なし。
このシリーズはバックアップ電池がリチウムではなく充電式電池になってる。
放置してると放電するので、TM201/401のリチウム電池切れ同様CPUが暴走する。
これに気がつかないで「故障した」と考えて放出したようである。

この年式のネガディスプレイでは黒マスク部のひび割れが気になるところ。
しかしその問題も無く、とてもきれいでそのまま使えそう。
その後ネガ液晶の物でひび割れ状の表示不良の物を入手、この液晶も例外では無いことが判明。
1200MHzは感度が若干TM-521より悪い(多分調整ズレ)のとFズレ気味だった。
Fズレに関してはTCXOをちょっといじったら直ったっぽいので、しばらく使って感度低下が目立つようなら一度調整に出す予定。
スイッチ類のスポンジは腐っているので適当な物を見つけて交換予定。 < 無事交換終了、費用0円!

受信機能は430MHz/1200MHzの機器の割に、無改造でも何故か144MHzも聞ける。
但し受信拡張改造しても136MHz以下が聞けなくAMモードも無いので意味が無いし、1200MHz前後は聞く物も無いので未改造のまま。
当初はトリプルバンドGPからデュープレクサーを通して1200を入れてたので他のバンドは受信できなかった。
せっかく2バンド表示があるのに勿体ないと思って説明書を読むと「430MHz側で1200MHzも聞くことが出来る」と書いてあるので、試してみたら確かに聞ける。
と言うか送信も出来る・・・?説明書と違う動作をするのが謎。 送信できると下に書いてあった
おかげで430MHzバンドは1200MHzレピータを巡回スキャン、1200MHzバンドはメインchを常時受信として使用でき、想定してたよりも便利に使えそうだ。

ついでに調べてて判ったこと。
430MHzの事だがTM-833Vの最後期型は、TM-833Sと全く同じファイナルモジュールを使っている。
と言うことで送信出力を20wに絞ってるだけで、35wモデルと変わらない…
しかしそうは簡単に出力向上は出来ないようになってるらしい! < 追加情報
もっとも店頭で探すなら識別できるけど、ネットで探すのは至難の業みたい。
ファイナルモジュールはカバーされてるけど、V同士で基板上に数箇所違いがあるような…
出品者に聞いたら訳を知りたがり、結果的にSと同じ価格にされそう。

TM-733GD
TM-733GVL
TM-833Vのネガ液晶をポジ化しようとしてジャンクを購入した物。
ポジ液晶なのでGL/GSL/GVLのどれかだと思ったが、ファイナルからするとDかGDの様子。
この二機種にはポジ液晶仕様は無いのでコントローラが本来と違う物のようである。
しかしコントローラには「G」と書いてあるので、取り敢えずTM-733GD受信機として考える事にした。

おそらくは海岸地帯で使用していたようで、外部/内部共にサビが見られた。
肝心な銘板もやられてしまってるので正体不明。

最初にコントローラ丸ごと833と入れ替えたが、電源が入らないというかON表示のまま進まない。
パソコンで言えば起動シークエンスに入らない状態。
更に説明書などでじっくり見比べると液晶の表示内容が微妙に違う。
当初は表示する場所が違うだけかと思ったが、表示内容など決定的に違うので別物と判断。
TM833Vのポジ化は挫折した。

そこでTM-833Vへのドナー化は諦めTM-733GDとして活かすこととした。
しかしジャンク故、液晶の照明も切れてるし出力も弱くなっていて結構ぼろかった。
見た目だけでも・・・と照明は白色LEDに交換した。
左バンドのみながらAMでエアバンドも聞けるので、車載受信機のIC-208と交換しようかと思う。
IC-208も送信する気が無く、広帯域受信機として使用中なので受信できれば問題なし。
もちろん送信する気も無くマイクも搭載していない物。
IC-208と違い同時に二バンド聞けるのは大きなアドバンテージである。

ところがその後全く動作しないというTM-733GVLを貰った。
ちょっと手直ししたら直ったので受信用の現役機種として復活。
この修理のため最初の機材は正体も怪しいので解体部品取りとした。
TH-55  例によってリサイクルショップにて購入。
おそらく殆ど使わないで置いてあったのかと思われ、結構美品で正常動作しそうだった。
しかし店頭では「操作不能・ジャンク」とされており、乾電池ケースとアンテナのみで売っていた。
ベルトクリップの錆が気になるけど、見た感じはとにかく本体はきれいだし乾電池ケース内も液漏れの形跡は無い。
買ったは良いけど相手局が居なくて放置されてたのでは無いかと思い、一か八かの購入。

持って帰ってチェックすると操作ロックボタンが「ロック側」になってるのを発見。
まさかね−?と思いながら解除して見ると、見事に正常動作した。
出力も所定パワー出てるし、変調もきれいに乗ってる様子、周波数ズレも問題なし。

早速BNCPNJコネクタを用意して、外部アンテナを取り付けチェック。
全く問題ない感じ。
近々JARD申請してみよう・・・
これまでの運用ではKenwood(TRIO)のハンディは使ったことが無く、これが初めてのKenwoodハンディとなった。

しかし2022年にFT-104を入手したことに伴い売却
 TH-59 またまたリサイクルショップで発見。
これは外観は良いものの、内部は電池の液漏れ有り。
外部電源供給で電源が入ることを確認するも、TH-55の方が使いやすいのでお蔵入りに決定。

保管する時は乾電池を抜くのを忘れないようにしましょう。 
TS-790S  無茶苦茶程度の良い物を見つけたので1200MHz SSBへの復帰を目指して購入。
本当はIC-9700の方が良いのだが、とてつもなく高い(自分にとっては)・・・
144/430の定格出力が少なめであるが、元々そんなにやらないバンドなので構わないかな?
この機器はメインダイヤルをFT-655の物に換えると、当時の八重洲機みたいな雰囲気になる。
しかも操作性が指掛け穴付きゴム巻きノブなのでグンと良くなる。
しかし肝心なVFO軸が少々短いので時々付け直ししないとぐらつき感があるのが残念。
耳はそう悪くないのだと思うが、Sメータの振れが悪すぎる感じ。
S1-2または8以上の両極端な振れを見せる。
折角サブバンドディスプレイがあるのに、サブバンドで送信できないのは残念。
まあ2-30年前の機器だから仕方ないか…

この他に部品取り用として TM-201/401/411/TS-811を購入しています。
いずれも外装破損等ジャンク品で購入し、ありがたく部品を頂戴したあとはお休み頂きました。

この辺りの機器ってCPUバックアップ電池(リチウム電池)が無くなると暴走するんですよね。
その為ジャンクとして流通してる物も多いみたいです。


ところでKenwoodの型番、特にTM/TH系はもしかして周波数別にこうなってる?
TH/M-1xx :50MHzか29MHzモノバンド仕様向けか?
THがV/UHF機材の型番と考えれば50MHzが「1」系の予定だったのかも…
TH/M-2xx :144MHz
TH/M-3xx :220MHz
TH/M-4xx :430MHz
TH/M-5xx :1200MHz
TM-6xx :50/144/220MHzの二波組み合わせ?
TH/M-7xx :144/430MHz
TH/M-8xx :430/1200MHz
TH/M-9xx :144/430/1200MHz
但しバンドユニットは29MHzも有るので詳細は謎…
2400MHzでは型番が足りなくてTM-2400

トライバンド仕様の機種には50/29/144/430/1200MHzそれぞれユニットが設定されていたから判然としない。