無線機のシリアルナンバーについて
各メーカー共にシリアルナンバーには意味を持たせている事が多い
下にラジオライフ誌における解析を元に、当方の経験を加えて記述してみます
iCOM
通常5桁で構成され、前二桁が製品別のロットナンバーで後部3桁がロット内の製造ナンバー
ALINCO
通常7桁で構成されるが、前1桁がアルファベットの時もある、下4桁は製造ナンバーと考えられるが、サンプルが少なく詳細不明
KENWOOD
7−8桁で構成され後部5桁がその月におけるトータルの製造番号、その前二桁が月を表し、最初の一ないし二桁が年号を表す
1990年までは1986年を7とし、1990年が1となっていたが、91年からは平成で表すと言うが少々怪しいかも
日本マランツ=STANDARD
9桁で構成され最初の1桁が西暦の下1桁、次が製造月、次のアルファベットが出荷仕向地、次2桁がロットナンバー、最後4桁がロット内の製造番号
仕向地は国内がF、米国がU、欧州がEらしいが、他にもX等もあるようで詳細不明
月表示は1-10月は1-0、11月がX、12月がYとなる
八重洲無線(バーテックススタンダードも同様?)
8桁で構成され、最初の1桁が西暦の下1桁、次が製造月、次2桁がロットナンバー、残り4桁がロット内の製造ナンバー
月表示は1月をCと表し、以下順にならんで12月がNとなっている
ユピテル 完全に独断です
8桁で構成され最初の1桁は西暦の下1桁、次の2桁が不明なるも製品種目別で分かれているのではないか?
次2桁がロットナンバーで、残り3桁がロット内製造ナンバーの様であるが、サンプルが少なく詳細不明
東京ハイパワー 完全に独断です
6桁で構成され、最初の1桁が西暦の下1桁、残りはその年度内で連続した製造ナンバーではないか?