STANDARD

 
VR-500 *
2000/7-2004/8
VR-5000 *
2002/3-2008/12
 VX-8G *
2015/2-
 VX-7B
2022/8-

VR-500sp ハンディのくせにSSBを聞ける
最近の航空祭には必ず持って行っている
使いこなすのにはまだだが、小型でバッテリーの持ちが良いので助かっている
多機能なんであるが小さい故ファンクション操作が多く非常に難解、早見表のような物を付けてもらえるとうれしい
イヤホンジャック部のゴム製の蓋が切れやすく不便している
秘話解読装置を内蔵している

2004年売却
VR-5000 2002年に購入した機器(無線関連の購入はではVR-500以来一年半ぶり)。
ちなみに現役販売機種(2014年終売)なので購入参考価格を書く、6万+@という金額で有ったので安価に感じたが、定価の99800円は高すぎると思う

HFの各種SSB通信/AM放送受信/エンルート受信も十分実用に耐え得る、音質、性能に十分満足
但し、アンテナ端子の平衡(ワイヤー)/不平衡(同軸)切り替えが全バンド共通で背面パネルにあるのは如何な物か?
UHF以上でワイヤーアンテナを使う事は考えにくいし、やはり30MHz辺りを境に「自動切り替え」「全バンド不平衡」の二種選択の方が良いのではないかと思う
使い勝手は使うにつれ不便に感じる事もある
なんと言っても難解かつ意味不明な取扱説明書は何とかして欲しい
旧八重洲無線時代の説明書は整備解説が付いていた時代からとても判りやすかったが、VS時代になってからは何だかとても判り辛くなってる気がする。
スタンダードとの合併が原因かというと、旧スタンダードの説明書はそんなに判りにくい物では無かったのである。
一体どうしてしまったんだろう?
特に通常の使用では気にならないが、こみ入った事をしようとすると著しく理解に苦しむ

外部供給電源が途絶えた場合に周波数をバックアップできるのは当然だが、何故か時計はバックアップされない、必ず00:00に戻る
これは設計時にバックアップ回路を忘れたのか?
さしたる問題でもないのであるが、非常に残念である

同時に二波を傍受できるのも便利、しかし残念なのは二波の間隔が20MHz以内に制限される事
もっともエアバンド/救急等を聴く分には何の問題もない、問題があるのは380MHz位かな・・・・
それにしてもバンドスコープ機能はこの価格帯では特筆物である
広帯域をスキャンしてくれる上に、周波数変更も容易、AX-700に比較し格段に使いやすくなっている
某大手航空会社でも運行支援用のバックアップ受信設備として採用されている

オプションのDSP-1を入れた
これによって鉄道無線の空線信号はかなり緩和されるが音質低下も大きい、普段はDSPを入れて傍受し、通話開始時にDSP解除するのが良さそう
またSSBモードにしてDSP処理を行うと10番Aの解除は完璧だった
願わくばワンタッチで「FM > SSBモード変更、DSP ON、周波数指定幅シフト」の秘話解読機能を付けてくれれば完璧である

2008年売却
VX-8G 想定外の長期にわたり使用していたIC-R5/DJ-X2両機種の退役にあたり、操作性の統一を狙ってDJ-X81の二台体制を組もうと考えていたが、GPSロガーが面白そうなので急遽変更し入手した機材。
レピータ(デジピータ)の類いはアナログ時代から大嫌いなのではあるが、GPSロガーを活かそうとすると頼りになるのか?まだよく判っていない。
APRS等の実験目的で二台を入手した。

追記
:肝心なデータの取り出しが非常に面倒なので、今はGPSとAPRSが付いた受信機という位置づけ。
ロガーとしての機能は無いと考えた方が正解のよう。
FT1DみたいにMicro SDHCカードでデータ出し入れが出来れば良いのにね。
ところで古い方しか知らない、或いは売れなかったので憶えていないかも知れないがけどその昔HF高級固定機FT-ONEって言うのが有った。
八重洲ブランドのハンディFT1Dって、そのFT-ONE(通称フトン)と名前が被り、販売店とメーカーでやりとりする時困らないのか?

店「もしもし?FTワンの修理持ち込まれたんですけど、対応できますか?」
メ「もちろんですよ、今度営業が行く際に持たしてください・・・」
店「!?営業さん、いつも電車で回ってこられていますよね?大丈夫ですか(って言うか、修理対象外じゃ無いのか)?」
メ「FT1の一台や二台、鞄につめて帰るので大丈夫ですよ!」
店「はぁ?」

ってな感じにならないか心配です。
FT-ONE、多分カタログまだ有るはず・・・
結構古い機種のカタログも溜め込んでるから

閑話休題
FT1Dと検討したがVHFエアバンドの受信性能はこっちが上(UHFは両機とも対応していない)の様なので、価格差もありあっさり決定した。
想定外だったのは液晶表示の見にくさ。
カタログではすっきり見えているけど、現物は液晶ドットが小さいのでコントラスト調整しても見にくいのは変わらない。

VHFエアバンドの性能はもちろん、私鉄の空線信号キャンセラーも快適に動作。
イヤホンは専用の物で無いとダメみたいなので、これはちょっとがっかり。
PR-17(3.5φ)を差し込むと「Error」と出る(PTT含め4芯式のジャックを使用との事)

GPSの受信性能は屋外ではまずまず、屋内でも偶に衛星を3-4つは拾っている。
但し安定とは言えず、結構ロストしている。
二台並べて使う機会があるが、GPS補足個数が恒に4基ほど少ない個体がある。
これはもしかして個体のGPS感度が悪いって事かな・・・?

また短時間しか試していないが、屋外でも方位表示が安定せず180度入れ替わったりしてるのも謎
追記:
GPSの方位表示はあくまでも受信機(VX-8G)の進行している方向を示す物(コンパス内蔵では無い)。
つまり単に置いてあるだけでは方位を表示できないらしい、カーナビと違い電源をオフにする度にGPSをクリアするため仕方ない様子。
元々一ヶ所に固定された機材の方向をどうやって検出してるのかと不思議だったけど、そう言う機能は無いと言う事。
操作性はかなり複雑なるも、セットメニューを見れば何とかなる。
ただしVol/Sqlコントロールは片手で出来ないため、車載しながら操作は不可能なので購入の際は注意が必要
Scan開始なども片手では出来ないようだし、あくまでも両手で操作する事が前提の機材だと思う。

※ メーカーに提案:Vol調整はセットモードでA/Bバンド切り替えキー(A▲ と B▼)に割り当てられる様にして欲しい。

車載では運転中の操作は無理、道交法でもハンドヘルドタイプのトランシーバの単体(マイク取り付ければ別)使用は禁止されてる。
この辺りを考慮し不要となったのかも?
しかし登山などで片手が塞がれてる時には不便だろうと思う。

固定で使用する際はDCジャックに電源を挿すのだが、この防水蓋が全部で三つあるジャック(データポートやSP)全部と一体式なので少々不便。
一番下が電源なので思い切って切断しても構わないのだが、そこは新品状態死守のアマチュア無銭家らしくビスを外して全体を取り外し保管。
防水性は失われるが、元々そう言う状態に陥る事は殆ど無いのが想定されてるので無問題。
ただかなり大きく側面がえぐれてしまうので、何か応急的な物を装着してやりたいと思う。

それと説明書に誤記載があったのだが、場所と項目を失念。

購入してから思ったのだが、VX型番機は旧スタンダードのマインドが詰まってるような気がする。
操作体系などがC5900に通じる物があり、直感的に使いやすい。

デジタルも興味が無い訳でも無いのでFT2が出て値崩れしたらFT1Dを探すかも知れないけどねー

2015年秋 追記
車載でのAPRS実験を春に終了し、VX-8G単体ではほぼ実用にならないことを確認した。

144は偶にプロットできるが430は全く話にならない。
本来はアンテナの性能の差で430が実用になると思ったが、本州を半分走って一度もプロットされなかった。
144にしてもとても実用にはほど遠く、本格的に運用するなら20w以上の設備にするべきだと感じた。
何故なら受信して他局の物は表示してるため、こちらの信号がGW局到達していない物と思慮されるからだ。

と言うわけで二台も必要なくなり一台は処分することになった。

2016年 追記
しばらく使わないでいたら内蔵のバックアップ電池(リチウム電池では無いらしい)が完全切れたみたい!
メモリーが全部消えていました。
GPSの受信データは1月2日付に戻ったが、充電し始めたらGPSロックしていないのに日付が戻ってる様子。

このメモリー電池は使いにくい・・・

2017年 追記
FMハンディ機としても、WiresXもAPRSも使用しない事が確実になったので、他の機種導入に際し売却
当局のシステムから送信可能なハンディ機が完全に消滅した。
VX-7B 1200MHzハンディをいじくってる際に、144/430のハンディで 通常交信の出来る物を持ってないことに気づく。
FT-818NDが有るが、あれでは少々持ち運びが不便、腰に付けてても判らないような大きさのが欲しい。
そこで以前持っていたVX-8Gの前モデル?VX-7に目を付けた。
これも現役当時は折角のデュアル受信でありながら、広帯域受信がメインバンドに限られると言うことで敬遠してた機種。
しかし今やアナログ通信はエアバンドと船舶しか無くなってるので、そういった需要はほぼ無し。
50MHzでAMが出せるのは面白そうと言うことで入手。
以前持っていたIC-T81から1200を抜いたような機能では有るが、バッテリーがリチウムイオンになってることで、持続時間が長くボディも小さい。
そのあたりは問題ないのだが、やはりバーテックス!
使いにくいこと、何故吸収したマランツのような操作系統が実現出来ないのか?
メモリータグの漢字機能も中途半端で、しかも設定方法が使いにくい。
純粋な通信機としての入手なので暫くは使ってみるが、どうもこのマランツ吸収以後のバーテックススタンダード(八重洲)機材はダメだ…